過去ログ モーガン流ノコレッスン [ アメリカ決戦2004 より]
メインステージに程近い休憩コーナーで、モーガン会長がのこぎり体験レッスンをしてくてるというのでR2さん、まいどちゃん、筆者の三人はノコを提げて覗きに行ってみた。
ベンチには老若男女がのこぎりと弓を貸してもらって、おもいおもいのスタイルで演奏に挑戦している。
マレットは使わないようだ。
いきなり弓を持たされている。
初心者は難しいんだけれどなあ。
案の定阿鼻叫喚なステキ音色が広場に溢れている。
屋外でよかった、これが室内だったらもっと騒がしかったなコレ。
でもいきなり音がだせるならたいしたものだと思う。
筆者の始めの頃はスカーっとスカシッ屁みたいだったよなあ(遠い目)
おや?持ち方が違うの?
モーガン氏から我々に指導が入った。
まず立って(普通はイスに座る)
足先を90度に開いて
膝のグリグリした所でノコのハンドルを固定
このときノコの刃は自分に向けておくこと
左手の人差し指と中指の間でノコの先を挟んでひねり
(アイタタタタタタ、指が切れそう)
右手で弓を構えてノコのツルッとした背を擦る
このとき背筋は真直ぐね
・・・・・難しいぞ、オイ!
指痛いし、背中つりそうだし。
膝が、膝が・・・・。
転ぶ転ぶううううう。
このスタイルが美しい演奏フォームらしい。
モーガン氏は背が高すぎるため椅子に座ると椅子が体に合わなくてうまくのこぎりを膝に挟めないからこの奏法を編み出した、らしい、おそらく。
平均的日本人より寸足らずの筆者には拷問に近い。
後日日本に戻ってから28インチのノコで試してみたら比較的楽にできたけれど。
写真に撮ってみたらなかなか愉快な構図が色々写って楽しかった。
美しいアメリカの女性が二人スカートをはためかせ、しかも膝にノコを挟んでいるなんて絵はなかなかお目にかかれません、うん。
実に有意義なレッスンでありました。
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