2004吹田メイシアターフェス ログ
しんしんと冷え込む11月の夕方。
吹田メイシアター中ホールに集まる人々。
おそらく日本で初めての「のこぎり音楽祭」を見るために地元大阪府民はもとより京都、滋賀、東京、埼玉・・・・遠く北海道からもはるばるやってきた心優しいひとたち。
チケットを握り締めて開場を心待ちにしていると
「パンフレットいかがですか~」と物販部のお嬢さんたちが行商にやってきた。
黒い表紙にかわいらしい椅子とノコの絵がかいてある。
フルカラー、写真も沢山。
サキタハヂメのノコ講座も収録されていて¥700はお買い得。
パンフレットを買って中身をぱらぱら眺めていると時間になった。
「チケットをお一人づつお持ちくださーい」
「チケットお預かりのお客様は受付こちらですー」
もぎりのお兄さんお姉さんにチケットをわたすと、チラシとともに丸くてやわらかい物体を手渡された。
?
なんじゃこりゃ?
『大阪銘菓 茜○の五色ド○焼き』
・・・・・・チケットに1drつきと書いてあったのは ドリンクじゃなくてドラ焼きだったのか!
あっけにとられながらロビーへと入ると、コ○ケヤポリンキーみたいな愛らしいオブジェ「弓くんとマレット君」がお出迎え。
のこ音メンバーの美大生S君の自信作。
その横では物販スペースの売り子が台詞カミカミ売り声をはりあげている。
「いらっしゃいまーせ」
・・・なんか、約一名アラブのひとみたいにベールかぶってめちゃくちゃ怪しいのがいるんだけれど・・・・。
このひとも関係者か?
売り場をのぞくと。
先ほど外でも販売していたパンフレット
ノコ音滋賀支部提供のこぎり教則本
都家歌六師匠のCD
アコーデオンユニット、リュクサンブール公園のCD
ううむ。欲しい。
買い物を済ませてホールに入ろうとしたらTV局の取材にでくわした。
2こと3ことインタビューにこたえる。
今のオンエアされるのかな、どきどき。
会場はちゃくちゃくと観客で埋まってゆく。
全席自由なので席は詰めてお座りください。
やがて、開場のアナウンスが流れて。
さあ、始まりだ!
そのころ舞台裏では
「ええか、みんな。気合いれていくでー」
「あの・・ホット師匠達、まだいらっしゃってませんが」
「リハーサルにも間に合わへんかったね」
「どないするん、一度も合奏あわしてへんで」
「・・・・・・・・・」
「と、とにかく本番やあ」
「気合入れるでー」
「よっしゃ!いくでみんな」
「お、おおおー!」
PR