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のこぎり莫迦につき危険なり取り扱い注意
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 seven saw stories 第三夜

 ごく一部の読者の皆様お待たせいたしました。
のこぎり学講座レポ、ようやく第三夜目の掲載です。

いやあもう今回の講義ってば大発見・新事実の連発でもう、どこからまとめりゃいいのかまったくわかりませんでした。
教授が話した内容全部羅列すれば簡単なんですけどね、この講義録はあとで本にまとめて出版されるんですよ。
それをいまここですっぱ抜くなんて真似できるわけないでしょ(汗)
でも有る程度までは書かないとレポートにならないし・・・・・・。

というわけで今回は伏字祭りです、ええもうイカガワシサ大盛1.8倍(当社比)でお送りいたします。


第三夜テーマは『世界史』。
グローバルな視点でのこぎり音楽の発生についてみんなで考察しました。
その前に恒例模範演奏コーナーです。

お、教授、その弓は先端の背中にピアノのハンマーがついていますね。
デビット・ワイズ式の弓マレット兼用です便利だな~。
曲目はハチャトゥリアンの『剣の舞』です。
ちゃちゃちゃちゃとメロを刻む場所はハンマー部分で
ふぃろ~んと奏でる箇所は弦で演奏分けています。
それにしても凄いなこんな早いテンポの曲とても真似できないや。

生徒の目を点にしたまま、教授は講義をはじめます。
プロジェクターには旧石器時代からののこぎりの進化と変遷がうつっています。

へえ。
日*は欧米やア*ア全域と比べたらかなり独自の進化を遂げているんだ。
私たちにはおなじみの「長方形で両刃」ってのは他の国に無かったのか~しかもその形が発明されたのは明*になってからでそれ以前はいわゆる「木の葉型」と呼ばれる楕円片刃。
製鉄技術の進歩がのこを進化させたんですね。

のこぎり演奏の為に必要な「細長い台形」をしているのは西*の製材用ハ*ド・ソーが元になっていて他の用途に使われている大小様々なのこぎりは演奏に向きません。
ふむふむ。
やはり*洋でもこの形式をとるようになったのは産*革命あたりですか。
鉄板部分を広く大きくとることが偶然にも楽器のシロフォンに似たんですね。

それを鳴らして遊ぼうとはじめたのはどこの誰なのかは諸説紛々で
・北アメ*カ説
・ス*ンジ*ビア説
・南アメ*カ説
・ス*ス説
と、世間でそうじゃないかと考えられている有力なものが沢山でていますが公式記録として残されていない為真偽は定かでありません。

まあでもこんなに愉快で楽しい気分になれる楽器なんですから、各国でそれぞれ自然発生していてもおかしくないですね。

公式記録として残っているものはD国の行商人が**方面で**業の人がのこぎりを叩いて鳴らして遊んでいるのを見て
「こりゃおもしろい、こういう使い方を母国に広めたらウケルぞ」
と、のこぎりを大量に輸入してみたところもくろみは大当たりで大流行!!
業務用の道具がン万本も売れたという記録が残されています。
そしてどうやらこのブームがめぐりめぐって日本へやってきたもようです。

でもこのときはまだ叩くのが主流でした。

これを弓で奏でるようになったきっかけとは・・・・・?


むか~しむかし
あるところに樵がおりました。
彼は鋸をたいそうだいじにしておりましたところ、ある晩夢枕に愛用ののこぎりが立って彼にこういいました
「HEY!いつも俺を大事に使ってくれてありがとよ!俺は嬉しいぜ。
そこで俺と気持ちが通じ合っているアンタにちょいと頼みがあるんだ。
俺の背中を掻いてくれないか?そうすれば俺はアンタのために気持ちよく唄をうたうことができるんだ!」
夢から覚めた樵はお告げのとおりのこぎりの背中を弓で擦ったところ妙なるしらべが・・・・・・・・っておい本気かよ(笑)

この逸話はジ*・レ*ード氏による著書、タイトルもずばり「スク*ッチ・マ*・バッ*」に詳しく記されています。
のこぎり音楽業界では初の考察本です。信憑性についてはまあちょい難ありですが著者の愛とユーモアに溢れた語り口は読み物としても楽しめるものだそうですので英語に自身のある方は是非チャレンジを。そして訳した内容を私に教えてください(<こら)

 

 

・・・・・・・・・・えーと、みなさま。
今のが正しい歴史ちゅーわけじゃないですからね。
まあそのそういう話もあるのよという・・・・。

教授、教授!
もっとちゃんと史実に基づいた話はないのですか。

え、あるの?
もう。それを早く言ってくださいよ。

ほう・・・・。
このことについて「この人が一番はじめに発明した!!」と言い切ってしまうのは乱暴ですが、少なくとも己のアイデアでこの奏法を開発した人物がいると公式記録にのこっていると。
そして人物写真もあるんですか、ウソォ?!

うわお!
なんてこった、件の人物は*性じゃないですか!!!!!
いったい何者なんですか?



A国のとある資料館(O阪でいうところの「ワッ*上方資料館」みたいなお笑いの歴史館らしい。うわあスッゲー見に行きたいぞ)に架かっている一枚のレリーフ。
【THE W*av*rs】と記載されたそれにはアホみたいに大きなリボンを頭に結わえた女性を二人の男性が挟んですまし顔の三人組の姿が。
向かって右側の男性はギターを持っています。

ま、まさか・・・・・。

そうです彼ら【ウ*ーバー・ブ*ザーズ】こそアメ*カ・カ*ダをまたにかけて活躍した実力派音楽ボードヴィル・トリオだったのです、しかも兄弟(と兄の妻)!!!じゃじゃーん。

しかも!のこぎり演奏は立ち位置中央の女性です!
彼女がそれまでマレット主体の奏法から[弓を使うこと]やそれまでは開きっぱなしでだらしなかった両膝をとじて[貧乏ゆすりによるヴィヴラート]を行なうなどという今でこそスタンダードだけれど当時としては画期的なアイデアを次々生み出し実行していったアイデアウーマンだったのです!素晴らしい!!!!

うわあ・・・・横*ホッ*ブ*ザーズと同じや、感動やぁ・・・・・。

彼らの詳しいプロフィール等はS教授の著書に掲載されるはずなのでこれ以上の事は今ココでかけませんが、彼らはロ*ルド某やハ*フリーほにゃららとも映画で共演したことがあるらしいので動いている映像を見つけられるやも知れません。
S教授の今後の捜査に期待です。わくわく。


大発見についてはココまでにして後は人物史をさらりとながすだけにとどめたいと思います。
本当はこれらもかなり濃い内容で興味深い人々ばかりでした。

【ト*・ス*リプナー】
のこぎり奏者で
革命家で
名誉木こりで
ライターで
世界産業労働組合員で
コラムニストで
セックス・シンボル(爆)
毎年世界大会が行なわれているA国某所の商店街書店前にはのこを奏でる彼の銅像があります。

【クラ*ンス・ミュッ*ル】
のこ愛好家には避けて通れない人気ブランド「*ュッセル&ウ*スト*ァル」創設者。
実は会社経営はミュッ*ル氏のみでウ*スト*ァルってのは洒落で付け足した姪御さんの名前らしいです(笑)

【チャー*ー・ブ*ック*ック】
上記のメーカーと双璧をなす有名ブランド創設者。
(個人的にもう一度会いたいよおじいちゃ~んv)
世界のこぎり音楽協会(発足当時はカ*フォルニアのこぎり音楽協会)前会長でした。

【ジ*・レ*ード】
「俺の背中を擦ってくれ!」(<もう、ええちゅーの・笑)

【デ*ット・ワ*ズ】
もと某交響楽団の**楽器奏者。
今も活躍中の世界最高水準の奏者の一人です。

【モー*ン・*ーイン】
世界のこぎり音楽協会怪鳥・・・じゃなかった現会長。
背高いです、手足長いです。
だから座って演奏するのが辛いためかれは立って演奏するのです。

ああなんて面白い人たち!!

もっと有名な奏者や開発者は沢山いらっしゃいますし
資料となる紹介したいCDやDVD作品もありますがキリがないので今はこの辺で終了。

ただ最後に一つだけ。
知っている人はみな知っているあの世界の名女優・ハリウッドスター
【マレー*・デ**トリッ*】ものこぎり奏者であったことをお伝えして今回のレポは終了いたします。

 

 

信じられないだろうけどこれ全部ほんとなんだってば。

 

 

 

 

 

:本日の教授の名言:
デ**トリッ*が平和活動に命を賭けたり兵舎慰問にのこ演奏をしたというエピソードを語り終えてからしみじみと
「のこぎり演奏者って心がやさしくてそして平和を望んだ固い信念を貫き通した人が多いんやね」

 

 

:おまけ:
「のこぎりって『勘で弾くから勘楽器』ってU六師匠はよう言うてはるけど
学術的には擦奏体鳴楽器(さっそう たいめいがっき)って言うねんで!」

なんとまあ!

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主筆者紹介
HN:
いちもんぢ らく乃
HP:
性別:
女性
職業:
危険物楽器扱業
自己紹介:
見たまま怪しい奴
ではありますが
無害です



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