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のこぎり莫迦につき危険なり取り扱い注意
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初めての日曜大工
インストラクターの先生の指導の下
昨日丸一日ががりでなんとか完成
うお~~~~っ!

新しいお友達を紹介いたします
カホンの「押手ポンタロ-さん」です
どうぞよろしく
鈴やギター弦も仕込みました大人サイズの本格派です

サウンドホールの歪みっぷりと
ケバケバな捻子穴に苦闘のあとが丸わかりですね
腕まだ調子悪いのに
おねいちゃんがんばったーよ(遠い目)

まだ白木状態で
透明ラッカーだけでも塗布しておいたほうがよいとのことですが
折角だからなにかペイントしたいですね
どうしようかなぁ

昨年末城ホールでアユコさんが叩いてた『前面だけゼブラ柄』が
大人っぽくていいなと思ったんですが
らく乃の出没先は主に小さいお友達か
ぐるっと人生ひとまわしたお友達のいるところばかりなので
ほのぼのでシンプル系がよさそうです
完成したらオケアジトへ持っていくので乞うご期待!











既に置き場に困って
スタジオ置きっぱなし作戦だなんてそんなこと
・・・・・すっごく企んでますけどそれがナニカ?
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ゴルフグローブって片手づつバラ売りしてたのね知りませんでした




普段使ってるやつが軽く1ダース買える金額を左手だけに投入する馬鹿約一名
陰陰滅滅鬱鬱状態よりほんのぽっちり気分回復ビバ無駄使い

『手袋はしない方が良い』と某演奏者fromダブリンも仰ってましたが
らく乃式アレだと手袋してなきゃ危険なもので愛用してます
いいじゃん別に使ったってさ
既知害のやる事にいちいちツッコムなよな
好きにさせてくれい
一泊二日の小旅行だというのに
そんでもってライヴやるわけでもないのに
わざわざのこぎり担いで北海道行ってきました~
阿呆や~ほんまもんのアホやぁ~

交通手段は飛行機をつかいました
というわけで
恒例『機内持ち込み禁止のアレとワタシ』の巻です
ほんまに阿呆や~~~


今回梱包はギターケースをそのまま使ったので窓口でそんなにもめることはないと思ったんですが・・・・・認識甘かったです。

「楽器です」と手渡した中身をX線で見られるときの気まずさはもはや醍醐味と言ってよいものですが(笑)問題はそのあとカウンターで

【往路】
「これは・・・ラケットですか」
「いいえ楽器です」
機内持ち込みできないからと手渡しお願いしたのに。
あっちについたら
そのままの状態でコンベアごろごろ流されてきました(涙)
脳内で祇園精舎の鐘が鳴ったよ。

後でわかったんですが、貴重品をカウンター手渡しするサーヴィスって既に停止されていたのですね知らなかったよ、つーか今さらでも知らないユーザーがまだ居るんだから一言そう教えてくれてたらよかったのに、いィ~ッ。
カウンター手渡し扱いはペット類か銃刀類だそうです。
えーと、刀って・・・・・・・・


【復路】
「楽器なんです貴重品なんです乱雑に扱われると困るんです~~~~~~」
「・・・・それでしたら大きい箱ご用意しますので其の中にお入れします」
マジ本当にでかい箱来ました(笑)
行きで懲りたので復路は懇願ヴァージョンで少しゴネてみました(<おい)
すると今度はフラジャイルタグもつけてもらい(係員のおいちゃんけげんな顔してましたが)無事ちゃ~んと、しかもカウンター側で渡してもらえましたです、ありがとうv
いやもう、お手間かけましたすみません。

「なんでこんな物に?」神経使うかってそりゃまあ【楽器】ですから。
のこぎり自体は一応鉄板だからまあ丈夫っちゃ丈夫ですが
板一枚のシンプルすぎる構造なので、変に歪んでしまったらアウトなのです。
長いから持別にち歩けず一緒に梱包してしまう弓なんか、ポッキリいっちゃ目も当てられませんからね。

そんなに大事なら持ち歩くなってか?
ごもっともですが。
そんなこといわれても、もうコレってワタシの体の一部みたいなものだしなあ。

これからもきっと空港使うたびに係員さん確実に困らせるでしょう。
空港関係の皆様本当すんません。

でも、のこぎり演奏がもっともっと世間に広まって「誰が見ても楽器と認知」されるようになったら、だれでも気軽に楽器としてもちあるくようになったら・・・・
色んな方面によけい迷惑かける事だよな(爆)

嗚呼
どうか
大きな刃物持ち歩いていても
危害者と思われないような
世間の目も優しい
平和な世界を望みます




仮
オケの皆みたいな別誂えの素敵ケースが欲しいのですが
金銭的理由よりも、デザイン要望の打ち合わせをする時間がないため
しかたなくセール品せんごひゃくえんのアコギ用ソフトケースを流用することに。
え?
ギター持ってたのかって、何を今さら。
例のアレをいれるにきまってるでしょーが、コレ常識アルヨ(<何の?)

2005年の忘日のこと。
はるばる滋賀からI支部長がオリジナルのこぎりを携えてやってきました。
のこぎりのトップブランド『シルキー』さんと提携して日本版ミュージカルソーを開発、このたび量産化されるはこびになった記念に「君らも買うてくれへんか?」と営業にやってきたのであります(笑)
いや別に商売は優先してなくて、単純にS支部長と開発談義をしに遊びにきてくれていたんだけれど。

さっそく「なまずのこぎり」を貸していただく。
うわ!
なんじゃこら???
めちゃくちゃ軽いじゃないか。
大きさはミュッセル26インチとさほど変わらないのだが重さが違いすぎる。
「ハンドルがゴム製になっているんですよ~。」とニコニコしながら説明する某嬢フロムしがのこ。
「歯とハンドルが一枚板になってまして、だからしなりに無茶な付加が掛かりにくいんです。ほ~ら、こんなに曲げても平気。」
さほど力を入れなくてもくにゅにゅ~んと曲がる。
鉄板の厚みは0.8ミリとミュッセルより薄く、しかし硬度はより密に加工してもらったとの由。

マレットで叩いてみる。
低音を叩くと必要以上にのこが揺れる。
音は悪くないから、私の力が強すぎるせいだろう。
高音が出しやすいかな。
歯が柔らかいから曲げやすい。

弓にかえてみる。
うー。
強く弾くと倍音がかかっちゃうぞ。
なんだかもてあましてしまうなあ。

初心者や力の弱いひとむけかな、うん。

ゴム製ハンドルは滑りにくくてGOOD。
大きさも手ごろ。
あ、演奏に必要ない部分をカットしてあるから服も引っ掛けにくくなっているな。
歯の形はミュッセルに近いから慣れるまでにそんなに時間はかからないけど。

ようするに、親切すぎるのが私には仇(笑)
使いにくいよう。
ふえええええん。

ケースつきで1万円ポッキリ。
どうですかお客さん。

私は・・・・・・・。
うううううううう。
ソロ演奏はともかくオーケストラで演奏するためには、私使ったほうがいいのかな。
爆音を封じられてしまうから。
皆と音色をあわせやすくなるかもしれない。
大リーグボール養成ギブスだと思えば必要か。
どうしよう。
むむむむむ。


例のあのイラスト(笑)が刻印されていなかったらその場で注文していたかも。(<をいこら)
しばらく考えます。

 

商品の品質は良いとおもいますよ。
演奏者との相性の問題なわけで。
これからはじめる人には扱いやすいノコでしょう。


くわしいお問い合わせは
「しがのこくらぶ」HPをご覧ください
http://kouyakai.com/noko/


2007年の現在第二号低音ヴァージョンも発売とのこと。
いろいろがんばってるなあ。

のこぎりでいい音を出そうとする愛好家は、のこ自身のカスタマイズにも手を出します。
ちょっとでも音域を広げようとあらゆる努力をします。
音域をひろげる、つまり叩いたり擦ったりしたとき「いい音」がでる部分を増やすにはどうしたらいいか?
刃の部分の面積を広げちゃえばいいじゃ~ん。です。
わかりやすいでしょ(笑)

ちょっと、そんな簡単に加工できるの?
鉄板でしょーが。

正直言って大変です。

パターン1「刃先をのばす」
これはソーヤー谷村さん一派が愛好している方法です。
のこは刃先をつまんでしならせて音をだすのですが、手で持つ部分をなるべく鋸の三角形スペースから遠ざけるため、アルミ等の板を刃先に溶接して「持ち手専用スペース」を作っちゃえということなのです。
こうすると音階をつくる鋸刃部分の高音部がかなり出しやすくなって音域が広がります。
適当に切ったアルミ板を接着剤でくっつけるだけなので比較的楽に作業できます。
欠点は見た目が悪くなりやすいうとこですね。
下手すると「のこぎりじゃないじゃん」ということになります。

パターン2「ハンドル部分の切断」
のこオケ仲間うちで流行(?)している方法です。
刃の部分を固定しているハンドル部分にも様々な形があります。
木を切るためにはよい形でも、音を鳴らすためには邪魔なデザインのものもあります。
そんなときはどうするか?
じゃまな所は切ってしまえ(笑)
切断いたします。
これが結構大変。
ハンドル部分は大きな螺子でしっかり刃をはさんでいます。
この螺子をはずすのが大変。家庭にある工具じゃどうにもこうにも。
また、再び螺子を締めなおすのが・・・・・・めちゃくちゃ大変。
でもきちんと固定しないと、演奏中事故にあう恐れがあります。

わー怖い。

うちには本格的な工具がないわという人はどうするか。
「えーい、このまま切っちゃえ~!」
無茶するなあ。
切る部分は鋸刃にかぶさっている部分です。
なるべく刃の背中が露出しているほうが音域がひろがりますから、刃の背中を固定している部分を切り落とします。
何で、ってのこぎりで、です。

ごーりごりごり
き-きーきー
ごりごりきー ごりききー
ごりごり・・・

ハンドル部分は木ですが刃は鉄です。
まっすぐ木の部分だけ切るのは至難の業です。
つい手元がくるって刃と刃がこすれ合って酷い音が・・・・。
出来上がった音楽用のこぎりも切ったのこぎりもボロボロ。
なかなか壮絶です。

鉄ヤスリでけずるというのはアイデアガール・ヨコユレ嬢。
これだと仕上がりも美しいです。
ただ時間がかかるのが難点。

苦労してカスタマイズすると、いい音が出たときの喜びは格別なので、懲りずに工夫を重ねる愛好家たちなのでありました。



前回は弓の作り方を作紹介ましたが、みなさん挑戦して・・・ませんね(笑)
面倒くさいですもんね。

ヴァイオリンやチェロの弓を転用するのが一般的みたいですからねえ。
アメリカへ行ったときも自作している人はいなかった様な。
手製の弓を持っていった私達は大層珍しがられました。

面白かったのは
「どうやってつくるの?」
より
「作るのに費用いくらしたの?」
と訊ねられることが多かったことです。
「2~3ドル。多くて6ドル」
と答えたら
「うわ、安い!」
はははははは。
何処の国も予算に苦労していますな。

デビットワイズ氏はチェロ(だったっけ)の弓の先にピアノのマレットをくっつけていらっしゃいましたが。
ピアノのマレットとは、ピアノのふたを開けてみるとよくわかります。鍵盤を押したら跳ねてピアノ線を叩く、フェルト部分のことです。
これ一本で叩いたり擦ったり二種類の奏法が楽しめます、あらお徳ですわよ奥様。

我らがのこぎりオーケストラも、各自いろいろ工夫しています。

弓の素材、糸の太さ、糸をひっかける溝の彫り方、糸を通す穴の開け方etc。

らく乃式弓では弓に糸をひっかけていますが、丸い穴を空けて糸を通しビーズで固定するのもなかなかよい方法です。
弓に張るときもヨレないように、なるべく平らな面ができるに糸の並びを整えることにもいろいろ工夫しがいがあります。

糸のセレクトも重要。
高級な釣り糸だと松脂がのらなくなるのでかえって使えません。
安物でよいみたいです。
手芸用テグスもよく使います。
噂では大阪中の手芸用テグスを買いあさっているのは手芸愛好家ではなく、のこぎり奏者だそうで。

ビニールチューブをつかってみても面白いです。
のこオケメンバーのヨコユレ(仮名)さんがアイデアガールで、束ねた糸の代わりにチューブ一本を弓に張ってためしていました。
結構面白い音になります。
彼女は現在胡弓の弓を転用して使っています。
使い心地は
「悪くはないけどなんだかなあ・・・・。」
だそうです。

ソーヤー谷村氏が製作・販売している弓はちょっとすごいです。
黒い樹脂製のチューブが本体で張られているテグスは超極細です。
それを360本束ねてある・・・・らしいのです。ほんとかよ。
確かに丁寧な造りをしています。
糸がずれないようきちっと束ねて端を熱処理で綴じてあります。
どうやって作るのかは企業秘密。
まあ、教えてもらっても私は作れません、根気無いから。

このソーヤー弓に松脂を塗ったあと、演奏直前にテグス部分を水で湿らせたスポンジでサッとなでると、演奏中の「弓とノコの擦れる雑音が激減」してブリリアントな音色のみが聞こえる・・・・・・・とはご本人の弁。

「水でテグスをちょっとぬらす」のは一部の愛好家に大変支持されております。
濡らしすぎると錆びの原因になるので程ほどにね。


マレットも色々工夫しがいがあります。
筆者はこっちのほうが得意です。

ノコにあたる部分の素材はコルク栓が手ごろです。
それもシャンパン類の丸い形がベター。
コレに菜ばしにつっこんでボンドで止めれば出来上がり。
あとはそれにどんな素材を巻きつけるのかはお好みしだい。

コルクのほかにけしごむ、スーパーボール、等が加工しやすいです。

もちろんいろんな「叩いて音が出る楽器」の撥を試すのもいいですね。

ある日の練習会でメンバーのツッチー(愛称)さんが謎の撥をもってきておりました。
素材、不明。
正式名称、不明。
「入手経路、もらったからどこで買えるかわからへん。

なんか、竹の楽器を叩くやつらしいで。」

筆者も触らせてもらいましたが、うーむ。
硬いんだかやわらかいんだか判らない感触のヘッド部分と、竹ひごでできた持ち手。
音は硬めでクリア。
なんじゃこら。
ヘッド部分の色と形状からオケメンバーから「ウ○コ」よばわりされてました。
これこれ、妙齢のお嬢さん方が連発していい単語ではありませんよ(汗

カスタマイズはノコ本体でもやります。
長くなったのでこの話は次回に。



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主筆者紹介
HN:
いちもんぢ らく乃
HP:
性別:
女性
職業:
危険物楽器扱業
自己紹介:
見たまま怪しい奴
ではありますが
無害です



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