のこぎり莫迦につき危険なり取り扱い注意
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 2005年のとある日。 今回は「サキタハヂメ ソロ のこぎりコンサート」のレポートをお送りいたします。
昨年大変お世話になった吹田メイシアターに今年もノコギリの調べが舞い降りました。 まあ 前置きはこれくらいにして。 ロビーに入るとふわりといい匂いがしました。 こじんまりとした小ホールは既に満員です。 のこオケの頼もしい味方、ピアニスト小松なお子さんが今回もサポートしてくださいます。
おっと、場内の明かりが暗くなってきましたよ。 ♪ひゅらー るらららー 流れている伴奏に合わせて演奏が始まりました。 マイクに何か仕掛けがあるのでしょうか? あっけにとられているうちに次の曲へ。 ほう・・・・・・・。
PR 今回のシークレット演奏会のそのまたシークレットゲストというのが、あの極楽インストルメンタルギターデュオ「ゴンチチ」のチチ松村さんだった。 なんというか、その、つかみどころのないお方だなあという印象を持った。 歌六師匠の演奏中に客席からゆら~りと立ち上がり こちらとしてもツッコンでよいものかどうかリアクションに困るではないか。 今回の演奏会も「ノコ音協」のイベントということでチチさんもマイのこぎりを持参してくれていたのだが あの・・・別にいいんですけどね。 気にしたら負けってこと? まあ、そおいうお方です。 ちなみにチチ松村さんの「チチ」は好きな曲のタイトルから取ってつけたそうです。 はい、皆さん「へえーボタン」を連打してください。 ゆったりと ながれる あたたかくて しあわせな じかん。 映画「SF サムライフィクション」のワンシーンがふわっと脳裏に浮かんだ。 しあわせな時間はあっという間に過ぎてゆくなあ。 名残惜しいけれどもうおしまいの曲になった。 ♪アーヴェー マリーアー
これで歌六シークレットリサイタルのレポートは終了します。 場所は大阪某所。 一人は酸いも甘いも噛み分けた風な、和服姿の年配者。つるりとしたオツムが蛍光灯のひかりをぴかりんと反射させている。 一人はなにやら胡散臭げな雰囲気を醸し出している壮年の男。眉も肩もひょろりんとさがっていて呑気そうなオーラを放っている。 一人はまだ年若い青年。服装こそ派手なアロハシャツにソフトモヒカンヘアとパンクな印象だが、その二つの眼は澄んだ光を灯していた。 「ンじゃあとは・・・・・」 一体何の相談なんだろうか。 三人の男達が話し込んでいるところに ・・・・ これから一体何が始まるのか。 「んじゃ、人数も揃った頃やし、師匠そろそろお願いします。」 「歌六師匠です、皆、拍手拍手!」 わー 和服姿の男の名は「都家歌六」 「んじゃ僕も用意しますわ」 「司会進行は僕、サキタハヂメでお送りします」 「これより歌六師匠にノコギリ演奏を披露してもらいます。 「そうやで、間近でじっくりみるチャンスやで」と手招きするチチさん。 歌六師匠はにこやかな笑みを浮かべながらノコギリと弓を構えた。 ノコギリな夜が |
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