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のこぎり莫迦につき危険なり取り扱い注意
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買った、買った、買いました!

何を買ったって、そりゃあアレですがな、ノ・コ・ギ・リ!!

渡米前にあれだけスッタモンダしたのに、帰国となったら買いますか。
行きより増やして帰りますか。

海外で買い物となったら、私たち鋸者は目の色変わりますよ。
鋸探して右往左往。
だって日本じゃハンド・ソーは手に入りにくいのですもの。


ツアーメンバーの誰かが鋸を購入してきたと聞くが早いか
何処で売っていたのか値段はどうかとカシマシイことおびただしい。
まるでブランド化粧品や鞄を購入してきたかの様な女子達による品定め。
やはりワタシタチ、チョット、カワッテルね~。

教えてもらった巨大ホームセンターで、遭難しかけながら鋸売り場を探し当て
3本買いました。
わーい わーい。

刃物売り場の担当さん、2日の間に日本人観光客が入れ替わり立ち代り
何本もハンド・ソーばかり購入していくの、不思議に思っただろうなぁ。


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前回の弾丸旅行と違い、今回は一週間近く余裕をもっての旅行でしたので
色々観光しました。
ホテルもブロードウェイの劇場街まで徒歩範囲でしたし、観光地ど真ん中で
おのぼりさん大満足です。

これで天気さえ良ければなぁ。

初心者半日ツアーみたいなオプションに申し込んで、一通りめぐりましたよ。
やあやあ自由の女神サマ、4度目の渡米でやっとお目にかかれましたね。

カーネギーホールの外壁にも、ベタベタ触ってきました。
いつの日か中でリサイタルしたい野望メラメラ(笑)


ブロードウェイが近いなら、やはり観たいミュージカル。
丁度このころ渡辺謙主演の「王様と私」が上演されており、
トニー賞にもノミネートされていた為
観られるものならコレがいいわねと呑気に考えておりました。

甘かった。
チケット全然ありません。
手に入ったとしても価格は日本円にして1枚4万円とな?
現地駐在のガイドさんだって行けないプレミアム、こんなの無理無理!

かといって、ガイドさんお勧め作品は日本でも劇団四季版で公演されているし
食指が沸かないなぁ。


そんな時、ホテルに置いてあった冊子の広告に目が止まりました。

なにこれ、この人、でっかいのこぎり持ってる・・・・・
何の演目?
「A Gentleman's Guide to Love & Murder」
とりあえず「マーダー」とか書いてあるから殺人やね、ミステリかな。
トニー賞も受賞しているのか、すごいな。

まったくどういう話か分からないけれどコレに決めた!
(※2016~17年に市村正親主演で「紳士のための愛と殺人の手引き」というタイトルで
日本公開されました。こちらも観ました。面白かった!)

直接劇場へ出向いて、ドキドキしながらチケット購入。
二階席一列目ど真ん中という素敵な席です。
こんなの初めてだわ。


劇場の作りもレトロで雰囲気あるし
会話は分からなかったけれど、おおよその雰囲気でストーリーは楽しめたし
主役の役者さんがおそろしく芸達者ですごかったし
のこぎりもばっちり見たし
大満足です。
行ってよかった。



その他にも街歩きしたり
映画を観たり(アべンジャーズ~エイジ・オブ・ウルトロン)
本屋に入ったり
スーパーマーケットや青空市場をはしごしたり。

のんびりまったり過ごしましたが
一番良かったのが最終日、雨の晴れ間にセントラルパークで、のこぎり練習したこと。
映画やドラマでおなじみの、あの緑色したベンチに腰掛けて、思いつくまま徒然と
のこぎりかき鳴らして気持ちよかった~~~~~。

旅行会社のプランもいいですが、自分のペースで自分の興味ある場所を
じっくり堪能して、今回の旅はとても贅沢な時間の使い方が出来たと思います。

ニューヨークツアー目的は、のこぎりフェスティヴァル出演と、もう一つありました。
支部長のアメリカライヴツアー観覧です。

渡米経験は4度目でしたが、夜のニューヨークを歩き回るのは初めてです。
ガイドさんが居なければ出来ません。

地下鉄チケットを買って、皆で乗り込みます。
当時の地下鉄料金は一律3ドル。
一駅だけでも終点まで乗っても料金は変わりません。
チャージ式の回数カードみたいなものを使えば、少し安くなりますが
このカード、磁気の具合がすぐ悪くなるみたいで使いにくいです。
トラブルを恐れた私は、チケットを1枚づつ購入していました。
ちなみに券売機ではクレジットカードが使えます。
駅によっては日本語の表示も出るので便利です。

面白かったですよ、地下鉄。

構内で、許可を得たパフォーマーが演奏していたり
車内広告にお国柄が如実に反映されていたり。

旅行中は毎日のように天候が悪く、その夜も雨の中歩いての移動でした。
道路端、しかも横断歩道に大きな水溜りが何箇所も出来ていて、渡るのが大変です。

上を見上げればビル群は雲に上辺を飲み込まれていました。
霧に霞んでいます。
歌詞になりそうな良い雰囲気。

二軒めぐったライヴハウスの雰囲気も素敵でした。
バクラバ(ギリシアに菓子)美味しかった~。
貴重な体験しました。


ライヴ帰りには、大きなドラッグストアで買い物もしました。
セルフサービスレジというものも、おっかなびっくり使ってみました。
庶民的なお菓子や生活雑貨はいいお土産です。
グミキャンデーの種類が豊富で、お値段もリーズナブル。
味も良かったです。







朝も早くからまたまた練習会です。
8時にスタジオ集合ですよ、大変だ。

今回のニューヨーク旅行は、アメリカの音楽祭に参加するという目的があります。
しかも20人という団体ならば、合奏を披露せねばなりません。

や、無理に披露する必要はないんだけれど。

私たちが演奏する曲は、支部長オリジナル曲と、ベートーベンの合唱つきのアレ。
はい、やりますよ「大工道具だから第九~~~」って。



のこぎりフェスティバル会場は、街の公民館的なかわいらしい教会です。
アメリカはもとより、ハワイや中国からも参加者が集い、それぞれ腕を競います。
コンテストではないので、優劣はつけませんが、それでもお互いに演奏力は
色々と気になりますね。

アイデア優先ウケ狙いの人。
ガチで真剣勝負の人。
マイペースな人。
観客を巻き込んで楽しむ人。

同じ楽器なのに、人の数だけ様々な楽しみ方、表現方法があります。
興味はつきません。

過去にフェスティバル参加した時に比べて、若い方や女性の割合が多かったように感じます。
昔はもっとオジサン率が高かったです。

色んな人が弾いて、弾いて、弾いて。

まあ、さすがに、昼の13時から始まって終わったのが夜の20時ごろというのは・・・・
お疲れ様でした~~~~~~~~~





ちなみに。
フェスティバルを締める最期の曲は「アヴェ・マリア」。
出演者全員40人ぐらいを舞台に詰め込んで、打ち合わせなしぶっつけ本番大合奏。
もう、凄まじいほどの混沌としたハーモニーでした。
弾いている本人、頭おかしくなりそうでした。


マリア様、ごめんなさい。


伊丹空港から成田空港へ。
そしてアメリカへ。

遠路はるばるやってきましたニューヨーク。
到着したのは昼の三時ですが、時差はちょうど12時間。
体内時計は夜中の三時です、眠いわよ~。

荷解きして少し散歩。
ホテルはセントラルパークの近くと観光地ど真ん中。

夕方から練習会があるため、軽食を探してうろつくも・・・眠い。

公園入口の屋台でホットドッグ(3ドル)購入。
加熱しすぎなのか、パンもソーセージも野菜もグナグナしていて美味しくないです。

他のメンバーは、パンケーキショップで爆盛りに、してやられた模様。
や、だから、体内は日本時間でまだ夜中だから、そんな山盛り食べられないから。



空港やホテル、行く先々で注目を集めたカンオケ(コントラバスケース)から
鋸を取り出してメンバー集合。
ぞろぞろ連なって、練習スタジオに向かいます。

練習中は生あくび連発で眠気MAX。
こんな状態で明日の本番は大丈夫?

 のこぎりの搬送方法について、煩く注意をいただいた理由は
「もしも貨物室の中で、ケースから飛び出した鋸が
他所の荷物に傷をつけてしまわない為、厳重に梱包するように」
という事でした。

そんな大げさな・・・

しかし、ここで話を拗らせてしまっては
せっかくのアメリカツアーが無になってしまいます。

苦肉の策としてハードケースを用意出来なかった者は
・鋸を収納したケースをエアパッキンで梱包
・その後、コントラバスのハードケースに一括収納
・空港では必ず係員の点検をうける
という大がかりな作戦を遂行するにいたりました。

やれやれ。

写真をご覧下さい。
ドラキュラの棺おけみたいですよ、コントラバスケース。


うふ
うふふ。

「げんじつとうひ~」と ゆって
ちょきちょき ぺったん してます。

のこぎり音楽きょうかい関西しぶ の めいし つくってます。

ぶろぐと ふぇいすぶっくと ついった あどれす のっけとけば 外国のおともだちが どれか みてくれるかもね。





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主筆者紹介
HN:
いちもんぢ らく乃
HP:
性別:
女性
職業:
危険物楽器扱業
自己紹介:
見たまま怪しい奴
ではありますが
無害です



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