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のこぎり莫迦につき危険なり取り扱い注意
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ニューヨークツアー目的は、のこぎりフェスティヴァル出演と、もう一つありました。
支部長のアメリカライヴツアー観覧です。

渡米経験は4度目でしたが、夜のニューヨークを歩き回るのは初めてです。
ガイドさんが居なければ出来ません。

地下鉄チケットを買って、皆で乗り込みます。
当時の地下鉄料金は一律3ドル。
一駅だけでも終点まで乗っても料金は変わりません。
チャージ式の回数カードみたいなものを使えば、少し安くなりますが
このカード、磁気の具合がすぐ悪くなるみたいで使いにくいです。
トラブルを恐れた私は、チケットを1枚づつ購入していました。
ちなみに券売機ではクレジットカードが使えます。
駅によっては日本語の表示も出るので便利です。

面白かったですよ、地下鉄。

構内で、許可を得たパフォーマーが演奏していたり
車内広告にお国柄が如実に反映されていたり。

旅行中は毎日のように天候が悪く、その夜も雨の中歩いての移動でした。
道路端、しかも横断歩道に大きな水溜りが何箇所も出来ていて、渡るのが大変です。

上を見上げればビル群は雲に上辺を飲み込まれていました。
霧に霞んでいます。
歌詞になりそうな良い雰囲気。

二軒めぐったライヴハウスの雰囲気も素敵でした。
バクラバ(ギリシアに菓子)美味しかった~。
貴重な体験しました。


ライヴ帰りには、大きなドラッグストアで買い物もしました。
セルフサービスレジというものも、おっかなびっくり使ってみました。
庶民的なお菓子や生活雑貨はいいお土産です。
グミキャンデーの種類が豊富で、お値段もリーズナブル。
味も良かったです。







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朝も早くからまたまた練習会です。
8時にスタジオ集合ですよ、大変だ。

今回のニューヨーク旅行は、アメリカの音楽祭に参加するという目的があります。
しかも20人という団体ならば、合奏を披露せねばなりません。

や、無理に披露する必要はないんだけれど。

私たちが演奏する曲は、支部長オリジナル曲と、ベートーベンの合唱つきのアレ。
はい、やりますよ「大工道具だから第九~~~」って。



のこぎりフェスティバル会場は、街の公民館的なかわいらしい教会です。
アメリカはもとより、ハワイや中国からも参加者が集い、それぞれ腕を競います。
コンテストではないので、優劣はつけませんが、それでもお互いに演奏力は
色々と気になりますね。

アイデア優先ウケ狙いの人。
ガチで真剣勝負の人。
マイペースな人。
観客を巻き込んで楽しむ人。

同じ楽器なのに、人の数だけ様々な楽しみ方、表現方法があります。
興味はつきません。

過去にフェスティバル参加した時に比べて、若い方や女性の割合が多かったように感じます。
昔はもっとオジサン率が高かったです。

色んな人が弾いて、弾いて、弾いて。

まあ、さすがに、昼の13時から始まって終わったのが夜の20時ごろというのは・・・・
お疲れ様でした~~~~~~~~~





ちなみに。
フェスティバルを締める最期の曲は「アヴェ・マリア」。
出演者全員40人ぐらいを舞台に詰め込んで、打ち合わせなしぶっつけ本番大合奏。
もう、凄まじいほどの混沌としたハーモニーでした。
弾いている本人、頭おかしくなりそうでした。


マリア様、ごめんなさい。


伊丹空港から成田空港へ。
そしてアメリカへ。

遠路はるばるやってきましたニューヨーク。
到着したのは昼の三時ですが、時差はちょうど12時間。
体内時計は夜中の三時です、眠いわよ~。

荷解きして少し散歩。
ホテルはセントラルパークの近くと観光地ど真ん中。

夕方から練習会があるため、軽食を探してうろつくも・・・眠い。

公園入口の屋台でホットドッグ(3ドル)購入。
加熱しすぎなのか、パンもソーセージも野菜もグナグナしていて美味しくないです。

他のメンバーは、パンケーキショップで爆盛りに、してやられた模様。
や、だから、体内は日本時間でまだ夜中だから、そんな山盛り食べられないから。



空港やホテル、行く先々で注目を集めたカンオケ(コントラバスケース)から
鋸を取り出してメンバー集合。
ぞろぞろ連なって、練習スタジオに向かいます。

練習中は生あくび連発で眠気MAX。
こんな状態で明日の本番は大丈夫?

 のこぎりの搬送方法について、煩く注意をいただいた理由は
「もしも貨物室の中で、ケースから飛び出した鋸が
他所の荷物に傷をつけてしまわない為、厳重に梱包するように」
という事でした。

そんな大げさな・・・

しかし、ここで話を拗らせてしまっては
せっかくのアメリカツアーが無になってしまいます。

苦肉の策としてハードケースを用意出来なかった者は
・鋸を収納したケースをエアパッキンで梱包
・その後、コントラバスのハードケースに一括収納
・空港では必ず係員の点検をうける
という大がかりな作戦を遂行するにいたりました。

やれやれ。

写真をご覧下さい。
ドラキュラの棺おけみたいですよ、コントラバスケース。


うふ
うふふ。

「げんじつとうひ~」と ゆって
ちょきちょき ぺったん してます。

のこぎり音楽きょうかい関西しぶ の めいし つくってます。

ぶろぐと ふぇいすぶっくと ついった あどれす のっけとけば 外国のおともだちが どれか みてくれるかもね。



さてみなさん。
これは何でしょう?

まきずし?

これは弓を守るためにホームセンターで買ってきたものです。
配管パイプを 保護するチューブ だそうです。

1メートル110円ぐらい。

あらかじめ切れこみが入ってるので、弓の長さにカットしたら後は挟むだけ。

これで
ケースのなかで 多少ぶつかっても大丈夫…なんだけど。

のこぎりお出かけチームは、のこぎりケースのことで大ピンチです。

のこぎりは危険物だから飛行機に乗るときは手荷物じゃなくて、スーツケースといっしょに貨物室へコンベアではこばれてました。

2009年ひとり旅のときは、ギターのソフトケースにエアパッキンぐるぐる巻きして貴重品シール貼ればオッケーでした。


同じ年にサンタクルスへコンテストにのこ友達四人と同行した時も、そんなかんじ。


もっと昔にさかのぼって
2004年に十人ぐらいで渡米したときは、みんなのぶんをまとめて大きなスノーボードバッグいれ、テープでぐるぐる巻きにしました。
オッケーでした。
あとからひとりできた支部長はエレキベースのセミハードケースでした。

さらにさらに
もっとむかし
私がのこぎり始めるまえ
のこぎり音楽協会のセンパイ方が 十人ぐらいでアメリカツアーしたときも、全員分をシートでくるんで テープぐるぐるしてビニールかぶせて顔の絵を描いて貨物室へ。


ところが。

そうは
かんたんに
いかなかったのです。

今回は二十人という大所帯。
世界情勢を考慮して格安航空は つかわず 大手の航空会社と契約し、旅行代理店さんからもコンダクターさんをお願いしました。

安全第一です。

「たくさん のこぎりを 持っていくけど 販売しないよ」
「 私物だから持ち帰るよ」
と 説明説得のため
アメリカでのイベント主催者に【演奏会招待状】を用意してもらいました。


のこぎりも、いつものようにパッキンぐるぐるな手はずでした。

なのに
間際になって

『ハードケースでないとダメ絶対!』

と通達されてしまったのです。

がーん!





どうしよう
基本的に
みんな
ハードケース
もってないよ
重たいんだもん。


今から買い直す…の?







久しぶりに遠征します。
なんと今回のお出かけ先はアメリカ、ニューヨーク。

2009年に53人の、 のこぎり弾きとしてアヴェマリアを阿鼻叫喚大合奏したトリニティ教会へ再び向かいます。

ナターリアさんに会えるんだ。

わーい わーい。


そしてそして、 前回は私ひとり旅でしたが、今回なんと、関西から18名 関東から2名 、更にピアノ兄さんや関西支部長と 、今までにない大団体旅行となってしまいました。

わーお。



ということで。

あれから6年たてば世界情勢が変わってしまって
行く前からハプニングだらけ大そうどう。

その顛末をここに書き記します。


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主筆者紹介
HN:
いちもんぢ らく乃
HP:
性別:
女性
職業:
危険物楽器扱業
自己紹介:
見たまま怪しい奴
ではありますが
無害です



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