蹴りたい背中

恩師であるS先生はワタシにとってどういう存在かと問われ
『三歩下がって影踏まず
助走をつけておもいっきり蹴り飛ばしたい』
と不敬罪のうえ反逆罪もののコメントを口にしてしまいました

ええ
莫迦正直にも程がある

しかし
その蹴り飛ばしたい背中は
ワタシ行く道の遙か何100マイルも先を
それはもう誰もついていけそうにないスピードで
ずんずんどんどん遠くへと走り続けているのです
三歩やそこら助走つけて跳んだぐらいじゃ到底届かない
あまりにも遠すぎるトップランナーとの距離

追いつくなんて絶望的な距離だけど
追いついて蹴り飛ばしてやりたいなんて
おこがましいにも程が有るけれど

でも
少しでも
その背中見つめ
ほんの僅かでも近づけるよう
追って走っていきたい
走り続けたい

そういう存在なのです
本気で尊敬しています

そんでもって
何十年かかるかわらないけど
いつの日か
いつの日かきっと
その背中蹴り飛ばしてやる
という野望は捨てないぞ（危険！）